なぜ、君はワーカホリックになったのか?

仕事
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こんにちは、こういちです。
IT業界22年、ワーカホリック歴15年のアラフィフです。
最近、たまたまワーカホリックという言葉を見て,これは昔の自分だと思いました。
今では分かりますが、当時は、全く気が付いていませんでした。
そんな昔の自分に向けて、記事を書いてみました。

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なぜ、君はワーカホリックになったのか?

なぜ、君はワーカホリックになったのか?

ワーカホリックとは?

ワーカホリックとは、日本語で言うと「仕事中毒」です。
意外と日本人には多いのでは無いでしょうか?
本人は、美徳と感じながら、心も体も削って仕事に全てを掛ける。
私も昔は、そうでした。
しかし、こういう働き方は、良い訳がありません。
今回は、当時の自分(こういち)に対して、今の自分(仙人)が語りかけてみたいと思います。

なぜ、君はこんな状態になったのか?

仙人
「君は、なぜ、こんな働き方になったと考えておるのじゃ?」

こういち
「仕事が忙しくて、自分がやらなければならないからだ。
別に、好きでこんな働き方をしているつもりは無い。」

こういちは、自覚症状のないワーカホリックである。
彼は、平日は終電まで、土日はどちらか片方を午後から出社する毎日を送っている。
終電に乗り遅れると、平気で会社に泊まるために、MYマクラを机の引き出しに忍ばせていた。

仙人
「君は、忙しい・大変だと感じながらも、仕方がないと働き続ける。
そして、同じような働き方の仲間を意識し、負けてられないと、更にムキになって仕事に取り組むのじゃな」

こういち
「先の事は分からない、ただ、やらなければならないことをやるだけだ」

仙人
「君は、もう気づいている筈じゃ。
仕事に喜びは感じず、つねにネガティブな気持ちで、仕事に取り組んでいることを
そして、他人の目を気にして、評価に餓えているのじゃ」

こういち
「・・・」

仙人
「バカモン! 君はワーカホリックなんじゃ
私が一言で核心を付く言葉を贈ってやろう
君がこんな働き方をするのは、自分の本当の課題から目を背け、仕事に逃げているだけのじゃ!」

こういち
「え・・あっ・・うっ」(凍結)・・ドカーン!


君がワーカホリックになった本当の原因

君がワーカホリックになった本当の原因

君は、逃げていた筈だ

君は、自分の内なる課題から目をそらすために、分かりやすい眼の前の仕事に逃げたのだ。
仙人
「君が逃げている現実の課題はこれじゃ!」

  • 人と仲良く話ができない
  • モテない
  • 一人で寂しい
  • 人生が楽しく感じない
  • 人生に明るい未来が見えない

この様な課題は、人によって様々である。
このようなネガティブな本当の課題から目を背けるために、仕事は都合が良い逃げ場である。
現実逃避ではなく、現実で真っ当に見える逃げ場だからである。
一生懸命にやれば、多少の成果も出て、人から評価されるのだから都合が良い。

仙人
「君は、この働き方の末に、満たされた結末が待っていると思うのかね?」

こういち
「・・・確かに、思えない。何か虚しい結末しか感じられない。」

仙人
「そうじゃろう、そうじゃろう。本当は君自信が、誰よりも分かっているのじゃよ」

こういち
「クリスマスに仕事を入れる。それはモテない寂しさを誤魔化すためなのか・・
週末に仕事を入れるのは、友達が居ない寂しさから目をそらすため・なのか・
だとしたら・・、だとしたらどうだって言うんだ!」

ワーカホリックの末路

このような働き方を続けては、何も解決しない。
そう、本当の課題から逃げている限り、その課題は解決はしないのだ。

ワーカホリックの働き方は、身を削って、プライベートを捨てて働くため
歳を取ると、体力的にキツくなり体を壊します。
更に、仕事の効率が悪い働き方なので、成果が出なくなり、最後はパフォーマンスが追いつかず、逃げ場にすらならなくなります。

仙人
「君は、このままでは15年間もワーカホリックになるのじゃ・・
この働き方は、体力の限界を感じて、終わるのじゃ。それも何も解決せずに!」

こういち
「たしかに、薄々、そう感じていたが、やっぱりそうだったのか
何か我慢して耐えたら、見返りが来ると信じたかったのに・・(泣)」

仙人
「だから、こんな働き方はやめて、本当の課題に目を向けるのじゃ!
君の仕事ぶりもそうじゃろう。仕事の本当の課題に対して目を向けるより、何かを忘れるため。ワシの目には、君が虚しく自暴自棄になって空回りしているように見えるぞ」

こういち
「たしかに、仙人の言うことは、その通りかもしれない」


ワーカホリックで働いた結末と言えば
この働き方によって、体を壊し、本当の課題が表面化するだけだった。
一時的に会社で認められたこともあったが、それは本当に一時的なものであった。
本質と向き合わずに、病的に働いているつもりになっても、課題は未解決。更に、課題を解決する力も得られていないのであった。

この現実を知ること、それが、”こういち”にとって最も必要なことであった。

ふと、気がつくと、仙人は満足げな顔を浮かべて、

こういち
「自分の本当の課題から逃げ続けても、結局は課題として残るんだな。
確かに仙人が言う通りだと思う。
そうなんだよな、結局は乗り越える必要があるんだ。
よし、決めた。見直そう、この働き方、考え方を!」

ワーカホリックから抜け出すためにやるべきこと

ワーカホリックから抜け出すためにやるべきこと

今の働き方で、将来、自分が目指す姿に近づいているのかを確認しよう。
もし、違和感を感じているなら、考えてみよう。

ワーカーホリックから抜け出すための質問
「自分の本当の課題から目をそらし、仕事に逃げているだけでは無いか?」

ワーカーホリックから抜け出すためにやるべきこと
「自分の本当の課題に目を向け、乗り越えるために行動」

当時の自分に、そう言いたいです。

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