Let’s note RZ5(8GB) 中古パソコン実機レビュー

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パソコン関連

Let’s note RZシリーズは、小型・軽量・実用性を兼ね備えたモバイルノートPCの傑作です。

新品では高嶺の花なので、安くなってきた中古品を狙っている人も多いと思います。

私もその一人でしたが、2021年8月、ついに高コスパのRZ5を手に入れました。

RZシリーズの中古を狙っている方に向けて、実機レビューをお届けします。

Let’s note RZシリーズ:中古選定の注意点

Let’s note RZ5
Let’s note NX4(12.1インチ) と Let’s note RZ5(10.1インチ) の大きさ比較


注意すべきこと、TOP3です。

<注意すべき事:TOP3>

  1. 液晶の黄ばみ
  2. メモリ容量
  3. アダプタ付属


1.液晶の黄ばみ

RZをお探しの方、最大の注意点は、液晶の黄ばみです。

RZ4の中古は、安く数も値段も多いです。

しかし・・・

このRZ4には、多くの機種で液晶の黄ばみが発生することが知られています。

原因は、液晶パネルの接着剤との事で、RZ4の途中から、問題は解消されたという噂があります。

秋葉原の現物でも、多くの黄ばみ液晶を目撃した事がありますので、ネットの情報を頼りに購入する場合は、液晶の黄ばみが無いことを念入りに確認しましょう。

私は、RZ4を避けて、RZ5以上のコスパが良い中古品を狙う戦略を取りました。


2.メモリ容量

RZシリーズは、後からメモリ増設が出来ないので注意が必要です。

RZシリーズの中で、安い値段で多く出回っている多くは、メモリ4GBのモデルです。

2021年の一般的なパソコンの最新モデルは、16GBが標準になっていますので、流石に4GBだと不安があります。

中古とは言え、これからも有効活用するモバイルPCであれば、メモリ8GB搭載モデルを選びましょう。

完全に、Word・Excel・PowerPointなどを軽く動かせれば良い場合は、4GBでも問題ありません。

しかし、せっかくRZシリーズを買うのならば、4GBモデルを選ぶのは、もったいないと思います。


3.アダプタ付属

私は、買った後でアダプタが付属しない事に気が付きました。

中古品には、アダプタが付属しない場合もあるので、記載内容を確認しましょう。

もし付属しなくても、単体でアダプタ購入は可能です。(その分の費用が掛かります)

既に、他のレッツノートを持っている場合、16Vの同形状なら、アダプタが流用可能な場合があります。(実際に、NX4のアダプタは流用可能でした)

アダプタの最大容量(4.06Aなど)は、実際の使用電力より大きければ問題が無いと言われています。

もしアダプタ付属が無かった場合、他のLet’s noteのアダプタ流用で回避できるかも知れません。

<参考動画:【RZ5】画面360度回転とNX4アダプタの流用>

【RZ5】画面360度回転とNX4アダプタの流用


<参考動画:USB電源ケーブル Type-C PDトリガーケーブル DC プラグ(15V)>

こちらのUSB Type-C トリガーケーブルを利用する方法もあります。(2021-08-22追記)

<参考記事>Anker Nano II 45W (PD 充電器 USB-C)実機レビュー

Let’s note RZシリーズ:中古購入後の注意点

購入後の状態にもよりますが、私のRZには以下の症状がありました。

しかし、Panasonicが提供するドライバーが入っていないことが原因でしたので、参考にしてください。

<故障に見える症状>

  1. イヤホン端子が認識しない
  2. タッチパッドでスクロールができない
  3. バッテリーの持ちが悪い

1.イヤホン端子が認識しない

イヤホン端子で音をyoutubeを聴こうとしたら、イヤホンが認識しませんでした。

中古品は、手にした時に、正しく動作するドライバーが入っているとは限りません。

Panasonicのメーカーサポートページから、正しいドライバーを入れましょう。

熟練の私でも、壊れていたから安かったのか・・・と諦めそうになりましたが、やってみるものです。

<Panasonic:ドライバー参考>
https://askpc.panasonic.co.jp/dl/check.html

本体裏の品番をチェックすると、RZ5 の後ろのアルファベットで判断します。
私は、 RZ5H なので、以下を順番に入れました。https://askpc.panasonic.co.jp/dl/install/rz5h.html


2.タッチパッドでスクロールできない

タッチパッドは、正しく動作するドライバーが入っていないと、十分な機能が使えません。

中古品を手にした時は,二本指でスクロールさせる操作が効きませんでした。

しかし、Panasonicのメーカーサポートページから、正しいドライバーを入れると、使えるようになりました。


3.バッテリーの持ちが悪い

バッテリーは消耗品ですので、中古品であれば、仕方がないパーツです。

どうしても気になればバッテリーだけ単体購入しましょう。

RZには、BIOS起動中に、「F9」キーを押して、バッテリー残量表示補正を実行する事ができます。

結果は、ある程度ですが残量表示に補正が掛かり、突然、残50%→残10%などの急激な表示変化が無くなりました。



Let’s note RZシリーズ:良かった所・悪かった所

Let’s note RZシリーズは,モバイルに特化して実用性を追求しているモデルです。

CPUは、省電力(4.5W)の割に、性能が高い「Core m」が採用されています。

この、Core mは、ミドルレンジのCPUに迫る性能なので、非常にコスパが高いです。

RZシリーズは、より軽く・より小さく・性能 の高いバランスを求める人向けです。

ハイスペックなモバイルノートPC(私の場合は、XPS13)を持っていても、場面によって、RZを持って行く程、RZシリーズのモバイル特化したコンセプトには魅力があります。

それでは、具体的な良かった所、悪かった所 を率直にお伝えします。

<良かった所>

  • ボディーバックにも入る小型サイズ(B5より小さい)
  • バッテリー込みで0.77kgと軽量
  • ネット閲覧、動画再生、Office系ソフトの利用には十分快適な性能
  • 2 in 1で、タブレットの代わりなる(ちょうど、ipadと同じ大きさ)
  • 外部出力端子が豊富(アナログRGB、HDMI、USB3.0Type-A×3、LAN、SDカード)


Let’s note NX4 と RZ5 の大きさ比較
RZ5の豊富な端子(16Vの端子は、NX4と同じ)


<悪かった所>

  • キーボードが標準より小さい(※それは贅沢。キータッチは良いです。)
  • 磁気を近づけると閉じたフタを動作になる(液晶を閉じるセンサーが磁気検知)
  • バッテリーが消耗・劣化している(中古なので仕方がない)
  • 液晶の劣化・本体が汚れている(中古なので仕方がない)
  • USB Type-Cの充電が無い(※欲しいですが、それは贅沢)


USB Type-Cの端子は無くても、快適なType-C電源化の方法がありました。2021-08-22追記

【参考記事】Anker Nano II 45W (PD 充電器 USB-C)実機レビュー

※古いモバイルノートPCを救済する便利なUSB電源ケーブルです


Let’s note RZ5ベンチマーク

以下の実測値スコアを見て、参考にしてください。

特に、グラフィックは、動画で実際の動作をご覧ください。


Let’s note RZ5ベンチマーク:CINEBENCH R23

CINEBENCH R23

Core i5-5300U スコア:1540程度、消費電力:15W ※Let’s note NX-4

Core m5-6Y54 スコア:1200程度、消費電力:4.5W

圧倒的な省電力ながら、上位グレードにも近いスコアです。

<参考記事>中古パソコン・激安で快適に!
中古パソコンのスペックについて参考にしていただければと思います。


<追加情報>※2021年9月5日追記

その後、BIOS最新化・その他ドライバ更新すると、スコアは1100程度に落ちました。

色々とイジってみましたが結論として、BIOS側で、安定化調整(長時間高負荷時の上限クロック1.8GHz)が入ったと思います。

ベンチマークの高スコアに特化するなら、以下のツール(Intel Extrime Tuning Utility)が使えます。

(ツールは、Intelのページからダウンロードできます。)

ベンチマークのスコア向上でポイントになったのは、最大の電力設定でした。

ここを上げていくとCPUのポテンシャルが発揮できるようになります。

しかし、CPU温度が78℃付近で安全装置が働いて、上限1.8Gに下がる挙動を確認しました。

ここが、おそらくBIOS側の安全装置で、壊れないような温度によるクロック制御が入っていると思います。

このRZに搭載されているCORE M系のCPUは、一時的(初期値:28秒間のブースト設定)な負荷に対する、CPUの一時的なオーバークロックを想定しており、直ぐに通常の低電圧・省電力で稼働する想定で設計されていると思います。

ベンチマークのような高負荷が継続するような使い方は、省電力CPUを搭載したモバイルノートPCでは、想定外なのだと思います。

Intel Extrime Tuning Utilityの設定

それでは、オーバークロック時のスコアです。(完全に自己満足の世界です)

設定は、常時最大電力を12Wに設定(通常は7W、一時的なブーストでも10Wです。)

オーバークロック設定によるベンチマーク結果(1375)

CINEBENCH R23 の結果は、何と1375です。

しかし、熱は上限到達のギリギリで、省電力にならないので、特徴が活かせないですね。

この結果に満足した私は、初期設定に戻して、実用モバイルマシンとして活用する事にしました!

同じCORE M・Y系のCPUを搭載したファンレスマシンの場合は、おそらくベンチマークは低いでしょう。(NECのCORE i7-8500y搭載のファンレスモバイルノートでは、スコアが700以下でした)

しかし、実用モバイルとして、瞬間的な負荷でのブーストは有効なので実用的だと思いました。

しかし、このLet’s note CF-RZシリーズは、小型でもファンが搭載されているので、比較的長時間の高クロックが期待できる所で差別化できていると思います。

一層、RZが気に入った、という結果報告でした!

ヤフオクで探すと安いです!(ただし、自力で課題解決できる必要がありますので、ご注意を!)


Let’s note RZ5ベンチマーク: 【RZ5】FINAL FANTASY XV

【RZ5】FINAL FANTASY XV ベンチマーク結果
【RZ5】FINAL FANTASY XV

非常に重たいベンチマークを解像度:1280×720で実行し、流石に重いです。


Let’s note RZ5ベンチマーク:【RZ5】FINAL FANTASY XIV

【RZ5】FINAL FANTASY XIV ベンチマーク結果
【RZ5】FINAL FANTASY XIV

比較的軽いベンチマークを、解像度:1280×720で実行し、意外と動きます。

内蔵GPUながら、意外と3Dも性能が高いです。

Let’s note RZシリーズ:中古購入後のまとめ

RZシリーズは、初期モデル・最終モデルでも、大きな性能変化が無いため、中古のコスパが高いです。

ipad air 第4世代 と同じ大きさで、ボディーバックに入れて持ち運べるため、使い勝手の良さは格別です。

最後に、絶対おさえて欲しい注意点を3つにまとめます。

<絶対注意の3要素>

  1. 絶対に液晶の黄ばみが発生している機種は避けましょう。
    • 黄ばみの有無の判断が難しければ、RZ4を避け、RZ5以上を選びましょう。
  2. メモリは、8GBが安心。
    • ブラウザ閲覧/動画鑑賞/Officeソフトのみと用途を限定するなら、4GBでも可能
  3. バッテリーは劣化していることを許容せよ。
    • バッテリーの新品定価は、11,000で単体購入も可能。


RZシリーズは、知る人ぞ知る人気シリーズなので、程度が良い中古が出ると、争奪戦になります。

自分が良いな!・・と思ったお買い得な中古を見つけたら、余り時間を掛けると売れてしまうので、事前に条件(スペック・程度・値段)を明確にしておいた方が良いです。


<RZ用アダプタ単体>



<RZ用バッテリー単体>




<本体は、楽天・Yahooの中古が狙い目です>※Amazonは、中古が少なめ。

パナソニック 10.1型 ノートパソコン Let”s note RZシリーズ
created by Rinker
パナソニック(Panasonic)



<RZシリーズが、わりと豊富な中古ショップ>

中古パソコンショップ Be-Stock


この記事で、あなたも、お気に入りのRZシリーズを手に入れられることを願っています。

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