【マキタ】CL107FD 紙パック式コードレス掃除機は手軽で実用的です。
強力な吸引力のダイソンや、irobot ルンバを利用した事もありましたが、それを手放し、現在はマキタの紙パック式コードレス掃除機を3年半程使い続けています。
【マキタ】CL107FDを検討されている方は、その経験を踏まえた、実機レビューと考察を掲載しておりますので、是非ご覧ください。
実用的な掃除機は、紙パックとコードレス
結論からお伝えします。
最も実用的な掃除機は、紙パック・コードレスのタイプだと思います。
掃除機は、掃除をするための実用的なガジェットです。
多くの方は、吸引力の強さ、自動で掃除できるタイプなど、スペック重視で選ぶ傾向と思います。
もちろん、そのようなスペックや高機能は、素晴らしいとは思います。
しかし、これらのスペック・高機能は、本当に必要なものでしょうか?
私は、掃除機に本当に必要なのは、スペック・高機能では無いと思います。
掃除機に必要なのは、快適な実用性です。
私が考える実用的な掃除機の3要素です。
<実用的な掃除機の3要素>
- 紙パック式・・手を汚さずに、ゴミが捨てられる
- コードレス式・・小型軽量で手軽に掃除できる
- 必要な吸引力がある・・掃除機として必要な吸引力がある
実用性を決めるのは、性能と機能と手軽さのバランス

実は、過去にダイソンのサイクロン掃除機、irobotのルンバも両方使っていた時期が数年間ありましたが、2018年3月から、マキタの紙パック・コードレス式掃除機1本に置き換わり、今でも継続して使っています。
その理由は、これらハイスペック掃除機を使って、不満を感じていたからです。
どの様な不満だったか? について具体的な要素を整理してみました。
※数年経過した最新モデルでは、改善されているかも知れませんが、2018年の当時、感じていた不満を記載しております。
ダイソンのサイクロン掃除機の良い所・気になる所
<良い所>
吸引力が非常に強力 ※止めた時に、ジェットエンジンを思わせる音(キュイ~ン)がしてカッコ良い
<気になる所>
大型で重たく、使うまでの準備が大変。収納場所も必要
騒音が大きい
掃除機から、ゴミを取り出す時に、手とゴミ箱周辺がホコリまみれになる
irobot ルンバの良い所・気になる所
<良い所>
不在の時に、自動で掃除してくれる
<気になる所>
ルンバの充電ステーションの場所と通路の確保が必要 ※たまにステーションに戻らずに停止します
ルンバの充電の充電音もうるさく、寝る時に気になる ※シューシュー音がする
自動設定した起動時間外で、局所的に動かす事が出来ない
掃除機から、ゴミを取り出す時に、手とゴミ箱周辺がホコリまみれになる
掃除にムラがあり、余り掃除されない場所ができる
マキタ を導入して感じた良い所・気になる所

<良い所>
設置場所が小さくて済む
小型軽量で充電式なので、使いたい時に直ぐ使える ※ただし充電しておく必要あり
吸引力は必要十分 ※標準→パワフル→強 の3モードありますが、標準だけで困りません
紙パック式なので、掃除機からゴミを取り出す時に、手とゴミ箱周辺が余り汚れない
<気になる所>
充電が20分位で切れ、次に使うまでに充電が必要になる ※実際には1回の掃除分には足りる
ゴミが溜まると、吸引力が下がる ※紙パックの交換タイミングが分かる合図になります
<コメント>
購入時に心配していた吸引力は、必要十分。それが3年半使い続けた結論です。
最も良いと感じるのは、「小型軽量で置き場所にも困らず、使いたい時に直ぐ使える」手軽さでした。
マキタの吸引力は、実際に使ってみると丁度良いと感じています。
本体が大きく・重たいと、手軽に掃除機を使う気になりませんが、小型・軽量で充電式だと、サッと取り出して、直ぐに掃除機が使えるので、非常に快適です。
紙パックなので、ゴミ捨てが簡単なのも、不満解消で快適になるポイントでした。
この様に、掃除機は、スペック・高機能は意外と重要ではありません。
何より、手軽に使える事が重要で、性能と機能と手軽さのバランスこそが大切だと実感しています。
具体的な、実用性のポイント

以下、2つの利用シーンから、実際に掃除機を使う所をイメージして見てください。
<利用シーン1:ホコリが出た>
ちょっと荷物をずらしたら、裏からホコリが出てきた場合
①大型の掃除機の場合
掃除機の収納場所から取り出して、本体を設置、コンセントを差して、ようやく吸引を開始
掃除が終わった後、コンセントを抜いて、再度収納場所に戻す。(ヨッコラショ)
②マキタ(コードレス掃除機)の場合
マキタの設置場所(吊るしている想定)から、取り出してきて、早速吸引を開始
掃除が終わった後、取り出してきた場所に、サッと戻すだけ
<利用シーン2:ゴミ捨て>
本体にゴミが溜まってきたから、ゴミ箱に捨てる場合
①大型の掃除機の場合
本体を開けて、ホコリを避けるためにマスクして、手作業でホコリを掻き出して、ゴミ箱に入れます
ゴミ箱の周辺に溢れたゴミを手で拾います(ゴホゴホ)
②マキタ(紙パック式掃除機)の場合
本体を開けて、紙パックを取り出して、ゴミ箱に入れます
ゴミ箱の周辺に少し溢れたホコリをペーパーで拭き取ってゴミ箱に入れます
新しい紙パックを設置します。
【結論】紙パック式コードレス掃除機が快適

結論、最も実用的な掃除機は、紙パック・コードレスのタイプだと思います。
【マキタ】CL107FDは、プロの清掃業務でも良く使われており、スペックだけでは見えない実用性を強力に兼ね備えています。
暗い場所で便利なLEDライトが付いている所も、ちょっとした気配りを感じ、使っていて幸せな気分になれます。
多くの方が、【マキタ】CL107FDを絶賛していますが、私も3年半を使い続けて絶賛する一人です。
例えば、車で買い物に行く時、フェラーリ と トヨタのカローラ では、どちらが快適でしょうか?
おそらく、多くの方が買い物には手軽なカローラの方が快適だと想像する事でしょう。
必要以上のスペック・機能があっても、使うまでの手軽さが無いと、不満が出るのです。
掃除機にとって、丁度良いバランスとは何でしょう?
その答えをシンプルに表現すると「紙パック式」「コードレス」です。
理由は、直ぐに使えて、ゴミ捨ても簡単になるからです。
豪華な掃除機は不要かも。これ一本で、掃除機が手軽なものになります。
多く普及しているモデルなので、紙パックの値段も、割とお買い得な所も良いです。
こちらの記事が少しでも貴方の掃除機選びの参考になると嬉しいです。
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